グラノーラの味は忘れた

まだガラケーの方がメールもブログも書きやすい
しゃーない10年以上のつきあいだもの

iPadのおかげやん
居ながらにして世界旅行もどきができる
ストリートビューで何ヶ国行ったことか

スコットランドも素晴らしいけど、改めてオーストラリアはいいなと思った
私が暮らした街、アデレードはいい街だ


昔ながらのヨーロッパの石造りの庶民の家に比べると
オーストラリアの伝統的な庶民の家は新大陸的とでも言うのか
植民地的な感じがするな だんだん少なくなってきてるけど
街の中心街を囲む通りにまだ少し残ってた
日本の長屋みたいなやつのオーストラリア版
街中はオーストラリアと言えども人口密度は高い
家は慎ましい
で、アイアンレース(軒下?の鉄細工飾り)がいい
愛を感じる

移民の国の開放感に比べたら
ヨーロッパは閉じとる
そのまま熟成してる
石造りの教会も家も
家を飾る花も庭も
オープンカフェ
ほんまもんだと感じる




そんなの見てると
日本にあるものは借り物
仮想をそのままリアライズしたものだらけだ


カフェもグラノーラもホテルリッツカールトンもずっと前から嘘っぽかったけど
やっぱりそうだと思った


グラノーラと言えば
すでに20年ほど前に乗った飛行機の機内食に出てきた

何気なく、これ美味しいねとCAさんに言ったら
「あら、そう?」「はいっどうぞ!」て
他の乗客が手をつけなかったグラノーラを手渡された
(トレーには結構な数のグラノーラが回収されていた)
日本人CAはそんなこと絶対しないだろう


これを悪口ととって欲しくない
文化の違いなのだから (たぶん)


◼︎


最近のテレビのせいか
子供らは日本てすごい国
おもてなしの国

とインプットされてるみたい
この手の話をすると
やっぱり日本人は素晴らしい
とは言いはしないけど
喜ぶのは確か
こないだ

日本語は語彙が少ない
という話から

例えば「寒い」と日本人CAに言えば
すぐ毛布を持って来てくれるでしょうけど
もしアメリカ人CAだとyes, it is と返されかねない

て話をしたら
Yは我が意を得たりと「だから日本はおもてなしの国なんだ!」
Sは「そんな空気を読めない人たち嫌だ」

私は英語は意志をきちんと伝えなくてはいけない言葉ということが言いたいのだけど
この時は伝えられなかった(次回!)

けど
アメリカ人を例に出すのはあまりよくない

ヨーロッパの人たちにとっても
アメリカ人は特殊な人たちだから