100年の遠さ

先日、一駅先のスタバで Iと遭遇  声をかけた

5年以上会ってない  

 

私から離れた

それまで結構頻繁に会って話をしてたのに

高校時代から友人で、家族ぐるみでの付き合いもあった

親友とも言える間だった  (お互い親友だなんて言葉は好きじゃないから口が裂けても言わない)

 

なんで離れたか

決定的瞬間はあったけど

 

そこに至るまでに既に

私は彼女といてたくさんのストレスを感じるようになっていたから

その時が来た時は彼女から離れることは何の決断もいらなかった

 

スタバでよく会ってた  

彼女と話しているうち、テーブルの下の私の指は血が止まらなくなる

苛々してささくれをいじっているうち、酷い逆むけになり出血してしまう

別れて家に帰る道すがら頭の中で彼女に毒づいてる自分がいる

 

そしてあの決定的瞬間、

ほんとにあるんだと思った    漫画で見た、あの一瞬で周りと自分が切り離され

さーっと景色が遠のく

現実に戻る時一瞬周りが歪んで景色が変わった    びっくりだ

 

その年、毎年書いてた年賀状がなかなか書けない

書くのが辛い 心も手も重く進まない

けどなんとか書いた  それが最後

彼女からは何度か来てたけど私は出さなかった

無理に書く気にはならなかった

 

久々に見た彼女にに声をかけれたのは

もうかえって友達でもなんでもないからだと思う

彼女はただの知り合い  になってしまった

 

「 l  ?」と声かけたら、一瞬、私の顔を見て表情が明るくなった

元気?と先に聞いたのは彼女の方

トレーを返すところだった彼女の横顔はなんだか暗かった

 

息子のこと旦那のこと話し始めた

いつまで経っても楽にならないわと言いたげ

これからご飯の支度 で彼女は締めくくった

「◯◯は?」

なんとか元気、、、

仕事がやっとうまく行きだして、、、

私は死ぬまで働きたい

lがfさん (彼女の夫)にはまだ当分働いてもらうわ 

を受けてそんなことを口走ってしまった

 

ほんとにそう思う

 

もちろんできる限り長く働きたい

という意味だけど

 

明日死んじゃうかもしれない

ということでもある

 

 

「また良かったら!(連絡ちょうだい)」

と彼女は言ってくれた

 

でも、それはない