やっと分かった

やっと分かった

彼女らの世界はとても狭く

受け入れられる事も人もとても限られているのだ

これは無理と察知するとスッと差し障りない言葉に変わったり、

別の話にすり替わったりする

無意識の自己防衛なんだ

 

これまでも、分かって欲しくて話し始めても

よくある事、誰もがそう、と収められてしまのうのは

彼女たちの未熟さなのだと分かった

上からものを言うようにこちらには聞こえるけど

未熟さ  

 

未熟さ

 

それも仕方ない

生きてきた世界が違う

 

私の方が特殊なわけで

 

こないだは多少強引だったけど

なかなか良い雰囲気だったので

少しずつ話してみた

 

Mmの顔はびっくりするくらい歪んだ

見たことない表情だった

 

投げ込まれたことのない重い重いボールの処理に困った様子だった

 

それを受け入れられるミットは持ってない

と分かった

 

さらりと話題変えた

 

 

その日は

とても楽しんでくれて

大満足の1日だったと嬉しそうだった

 

多分私が投げた重い重いボールのことは忘れてると思う

彼女の脳はそう処理したはず