命はお風呂場のカビと同じくらい大切

スポンジのような人だと思った

私の友人

 

彼女は若くして亡くなった

30代だった

スポンジだと思ったのは

(緩衝材とも言えるけど)

 

人の重みや痛さのクッションになり

吸収さえしてしまうかのような

そんな余白を持ってそうなそんな人だった

 

 

優しさ

と言ってしまえそうだけど

 

彼女の弱さでもあった

と思う

 

強さとは

何事も何人も受け入れられることだと

誰かが言ってた

 

 

その意味で彼女は強かった

 

 

私も強くなった

 

 

いくら強くなっても

 

不安は消えないし自信がないし孤独だし

 

人は、物事は、強い人を察知してそちらに流れてくるし

 

 

彼女は受けとめられなくなった

スポンジの吸収力は限界だった

 

 

 

強くなったって全然いいことない

 

弱さを晒し、わがままに生きるのがよい

 

 

だけど、それがいいからと言ってそうしようと思っても

なかなかできないのだよ

 

できてる人はそんなことこれっぽっちも考えずにできてるの 

 

 

 

 

命は大切

毎日を感謝して生きる

 

これらのフレーズ

辟易してる

 

私は人間はそこらに生えるカビとか

雑草とか蚊とかとかいっしょじゃんと思ってる

 

命は知らん間にあった

もう生きるしかないのだ死ぬまで

 

もうそれだけ

 

生きるに従う

死ぬに従う

 

それだけ