泡と島と鈍行列車

とうとう30日

火曜は伯母のお金の件で奮闘
銀行連れて行って煩雑な手続き終えた
一仕事やり遂げた感

次の日は起きられず

伯母の記憶はますます怪しくなってる


記憶とは心に刻み込むもので
弱ってきた脳は素通りしてしまう
そもそも人は関心のないことは心を素通りするので覚えてはいない
年をとるにつれて物事に関心がなくなるんだから致し方ない


心に訴えるレッスンしよう


それにしても伯母の脳はすこすこなのがよく分かる
個々の記憶の島は繋がることない
シナプスはないんじゃない?

記憶は泡みたいにすぐ消える

仕方ないよね
生きることに関心ないんじゃしょーがない

それでも生身の体を維持しなくてはならない
それも面倒くさくなるんだな

そうやって徐々にあの世に近づいていくんだ

東京行くみたいにあの世に行くんだ


伯母はもう京都くらいの距離だろうか


けど多分乗ってるのは鈍行だ