拾う神さん、頭捨てた女

やっぱりおった
拾う神さん

ちっさいちっさい神さん
けどおらんよりマシ

昨日腹立たしい思いで仕事場を後にした
もう二度と来ることはない所

小声で言葉の端に一言「すみません」て確か彼女は言った
そんなもんどうでもいいねん

私は彼女に嫉妬されているのかと思ったけど
なーんにも考えてない結果なのかも

なーんにも考えずにやるて
一番賢いやり方かもしれない

あれこれ考えると仕事なんてやれなくなるものだ
矛盾、理不尽に満ち満ちてるんだもの

マニュアルなんてあった日にゃ
いちいち考えずに機械になったつもりでやるのが正解なのかもな

あんた
えらい